無料雑誌読み放題アプリFujisanReader(フジサンリーダー)を徹底レビュー。本当に5000冊以上読めるのか?タダ読みの手順も解説。

無料で雑誌を読める定番アプリってないのかな?
そう思って検索するものの、イマイチ良さげなアプリが見つかりません。

逆に、有料の雑誌アプリは百花繚乱のラインナップ。
楽天マガジン、dマガジン、Tマガジン、kindle unlimitedと大手が質の高いサービスを提供しています。月数百円〜1000円以下で読み放題ですからね。ほかにも色々と良さげな読み放題サービスがあります。

現在、僕も2つほど読み放題サービスを契約しています。
それでも無料で読める雑誌アプリを知りたい。見つけたい。

だって無料で優秀なサービスがあるなら、乗り換えたくなるのが人情ってもの。
それに世の中には無料で優れた雑誌アプリを必要とする人がたくさんいるはず。

なんてことを考えながら検索してると、興味をそそられるアプリを見つけました。

その名も、FujisanReader(フジサンリーダー)。

5000冊以上に雑誌が無料でずっと読み放題?
魅力的なコピーに惹かれてGoogle playストアの該当ページを見ると、評価も星5点満点中の3.4とまあまあ。

これはもしかして期待できるかも?

ということで今回は無料雑誌読み放題アプリのFujisanReader(フジサンリーダー)をレビューします。

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FujisanReader(フジサンリーダー)とは?

日本最大級の雑誌のオンライン書店である「Fujisan.co.jp」のアプリ版です。

「Fujisan.co.jp」で購入したデジタル雑誌のビューアーアプリであり、さらに「タダ読み」と称して一部の雑誌をフル、または部分的に無料で読めるサービスを展開しています。

5000冊の雑誌が無料で読み放題とは、この「タダ読み」のことを指しているんですね。

「Fujisan.co.jp」に関しては、上場企業である富士山マガジンサービスが運営しています。富士山マガジンサービスはTSYTAYAを運営するCCCと業務資本提携していて、雑誌販売では大手の会社です。

大手の運営するアプリということで、期待が持てますね。

アプリの基本情報は以下です。

FujisanReader(フジサンリーダー)の基本情報
ジャンル 雑誌読み放題
価格 無料
対応OS iOS/android
対象年齢 App Store→17歳以上を推奨。
Google Playストア→3歳以上。
アプリ内課金 有り
公開日

2010年7月にiPhone・iPad版アプリをリリース

販売者

Fujisan Magazine Services Co. Ltd.

最初に使ってみた率直な感想からお伝えします。

使ってみた率直な感想
  1. 最新号の雑誌を読むのが目的の人にはオススメできない。最新号は本来のページ数の1~2割しか読めない仕様。
  2. 1年前に発売されたものなど「ちょっと古い雑誌」ならフルで読めるものがそこそこラインナップされている。
  3. アプリの操作性は悪くない印象。広告も出ない。ただ、使いこなすにはある程度理解しなければならない点がある。
  4. 総合的に見て、とにかく無料で雑誌を読みたい、という人は試す価値があると感じた。

FujisanReader(フジサンリーダー)は2010年に初めてリリースされています。

雑誌読み放題アプリとして約10年の歴史があるアプリです。

このアプリをレビューする上で、「タダ読み」の使い勝手やクオリティを中心に調査しました。やっぱりタダで雑誌が読めることに魅力を感じてダウンロードしたのだから、その切り口でこのアプリの価値を判断すべきです。

このあたりの実態を中心にここから書いていきます。

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FujisanReader(フジサンリーダー)の特徴

それではFujisanReader(フジサンリーダー)の特徴を見ていきましょう。

特徴
  1. 雑誌のジャンルは8つに分かれている。
  2. 「タダ読み」は「まるごと」と「試し読み」の2種類ある。
  3. 「まるごと」でタダ読みできるタイトルはかなり少数。
  4. 「試し読み」でタダ読みできるタイトルは豊富。
  5. マニアックな雑誌が結構ラインナップされている。

①雑誌のジャンルは8つに分かれている。

ジャンルは以下の8つです。

8つのジャンル
  • オススメ
  • 暮らし・生活
  • タウン・グルメ
  • 経済
  • 男性ファッション
  • 女性ファッション
  • 趣味・スポーツ
  • その他

「オススメ」も他のジャンルと同じように扱われていたので、ここでもジャンルとして含めています。
ジャンルわけに関しては他の有料読み放題アプリと比べても変わったところはないと思います。

①「タダ読み」は「まるごと」と「試し読み」の2種類ある。

「まるごと」は頭から最後まで雑誌をフルで読むことが出来ます。
「試し読み」は10ページ程度だけ決められたページを読むことが出来ます。
雑誌内の特集や企画の最初のページだけダイジェストで確認できるといった感じ。

②・③・④「まるごと」と「試し読み」でタダ読みできるタイトル数。

ポイントはここですね。
このタイトル数によって無料雑誌読み放題アプリとして満足度が決まるとっても過言ではありません。特に、5000冊以上無料で読めるとされるうち、一体何冊がまるごとタダ読みできるのか?

この数字をアプリ上で探してみたのですが、見つかりませんでした。
どこを探しても、「まるごと読めるのは◯◯冊、試し読みできるのは◯◯冊」というわかりやすい表示はありません。

ということで、この冊数を検証してみました。
先に答えを書いておくと、まるごと読めるのは約2500冊でした。
検証についての詳細は記事の後半に書いています。

⑤マニアックな雑誌が結構ラインナップされている。

正直、マニアックな雑誌を削ってメジャーな雑誌を少しでも増やしたほうがユーザーの受けは良さそうです。でも、5000冊という数字が出せるカラクリはこのあたりにあるのかもしれません。マニアックでももし自分が読みたいものがあればラッキーかなって感じです。

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FujisanReader(フジサンリーダー)を実際に使ってみる

雑誌をタダ読みしてみる

使い方は簡単です。実際に読んでみましょう。
①まずはアプリを開いて下の「タダ読み」の部分をタップ。
②次に上の白い部分を横にスクロールして読みたいジャンルを選択。

タダ読みモードにして男性ファッションのジャンルを選んだ画面

あとは縦にスクロールして読みたい雑誌をタップし、オレンジの「タダ読みする」ボタンか、雑誌サムネイル画像をタップしてタダ読みスタートです。

ひとつ注意してほしいのが、「まるごと」タダ読みできるのかと「試し読み」しかできないのかの見分け方です。以下の画像のように見分けてください。

「まるごと」と「試し読み」の見分け方

雑誌のサムネイル下のボタンの色が、赤いボタンなら「まるごと」、黄色いボタンなら「試し読み」です。

赤いボタンは公開期限が迫っていると「公開終了まで◯◯日」というように表示されます。普段は「まるごと」と表示されます。

ビューアの機能は以下です。
読書中に画面を一度タップすると
以下の画像の画面が開きます。

読書中に画面を一度タップするとこの画面になる

ビューアの4つの機能について簡単に解説します。
便利ではありますが、最近のビューアアプリならばどれも珍しくない機能です。

ビューアの4つの機能
  • サムネイル
  • 目次
  • コメント(会員登録後、ログインしないと使えないっぽい)
  • Bookmark

「サムネイル」は文字通り誌面がサムネイル画像になります。
雑誌を高速でめくるように気になる箇所を探したり、一気に読みたいページにジャンプできる機能です。

「目次」雑誌内の記事が最初からリスト化されたものを見ることができます。目次を見て気になる記事を見つけたらそこに一気にジャンプできます。

「コメント」機能は上の画像の一番右の、吹き出しのようなマークをタップして使います。吹き出しマークをタップすると以下の画像の画面になります。

コメント機能

コメントを書いて「保存」を押すとコメントが記録されます。
(なにも書かなくていきなり「保存」を押しても空欄として記録されます。)

同時にそのページがBookmarkにも保存されて、コメントを記録したページを一覧で見ることができるようになります。

また、コメントを削除するとBookmarkからも削除される仕組みです。
このように、コメント機能とBookmark機能はセットで扱われています。

「Bookmark」は上で説明したように、コメントを記録したページの一覧を見ることができます。

このように、FujisanReader(フジサンリーダー)のビューアには、基本的な機能が備わっていて、なかなか使いやすいと感じました。

検索機能を使ってみる

次に検索機能を使ってみましょう。
まずは画面下の「検索」をタップ。すると以下の画面になります。
これが検索モードのトップ画面です。

検索モードのトップ画面

ここからキーワード検索してみましょう。

このトップ画面からキーワード検索して、該当するワードが含まれた雑誌を探すことができます。注意点として、キーワード検索は2種類あります。

2種類のキーワード検索
  • 通常検索
  • マガサーチ

通常検索の対象は「過去に購入した雑誌」と「タダ読みの対象雑誌」です。
マガサーチの対象は通常検索の対象に加えて「未購入の雑誌すべて」です。

例えば、「スピーカー」で通常検索した場合2578件がヒットします。
それが「スピーカー」をマガサーチで検索すると83657件もヒットします。

普段は通常検索して、該当したものから「タダ読み」してみるという使い方がいいでしょう。

ではいつマガサーチするといいのか?

マガサーチの意義は、膨大なデータベースからそのキーワードテキストが含まれる雑誌を探し当てることにあります。
探し当てたからといって該当箇所が読めるとは限りません。というか、読めないことが多いです。

この83657件のほとんどすべてにサンプルは用意されているのですが、ページ数は15ページ程度なので、該当箇所がたまたまサンプル箇所に選ばれていないと読めないことになります。

でも、有料の読み放題アプリにもここまで大量のデータベースにアクセスできるものは見たことがありません。
モノは考え方で、使い方によってはこのマガサーチはとても役に立つ機能といえそうです。

例えば自分のお気にいりの人物やアーティストに触れている雑誌の箇所を片っ端から探すとかですかね。あとはその場でこのアプリ内で購入するか、古いものはこのアプリ内で購入できないことが多いので、外部サイトで購入するという流れになるでしょう。

どちらにしろ、古いものから目当てのキーワードに該当する部分を見つけられる、というところにこのマガサーチの意義があります。


今度は検索トップ画面から男性ファッションのジャンルを選んでみましょう。
以下が男性ファッションを選んだあとの画面です。

検索トップから男性ファッションのジャンルを選んだ画面

注目は赤い枠で囲んだ「タダ読み おすすめ」と「タダ読み 試し読み」の違いです。

「おすすめ」が63件、「試し読み」が299件。試し読みのほうがヒット件数が多いです。

この意味が最初わからなかったのですが、使っているうちに意味がわかったので下にまとめておきます。

検索モードでジャンル選択後の「おすすめ」と「試し読み」の意味

フルで読めるものが「おすすめ」、試し読みしかできないものが「試し読み」として表示される。

なので、「おすすめ」=全部読めるやつ、と認識してOKです。
メンズファッションだと、発売日が古い順に並べ替えると一番古いもので2009年頃のファッション誌なんかもフルで読めます。

楽天マガジンやdマガジン等の有料アプリではこんなことはできないので、このあたりは間違いなくこのアプリ特有の価値だと思います。

仕事や趣味の関係で昔の雑誌が読みたい人にはオススメの機能ですね。

上でちらっと書いていた「まるごと」読める雑誌は全体で何冊あるのか?という疑問ですが、ここで全ジャンルの「おすすめ」を足して、ザッと計算してみましょう。

各ジャンルの「おすすめ」と「試し読み」の数(2020/1/3現在)
ジャンル 「おすすめ」の数 「試し読み」の数
ビジネス・経済 447 525
グルメ・料理 33 224
旅行・タウン情報 76 223
スポーツ 247 637
趣味・芸術 198 531
女性ファッション 277 372
メンズファッション 63 299
健康・生活 114 412
バイク・自動車・乗り物 91 477
文芸・総合 184 749
アニメ・漫画 2 93
ヘアカタログ・美容 117 160
芸能・音楽 17 117
ペット・動物 54 44
新聞・業界紙 175 0
教育・語学 159 490
看護・医学・医療 105 61
洋(海外)雑誌 137 38
その他 1 8
合計 2497 5460

上のような結果になりました。

各ジャンルにまたがって登録されている本もあるようなので、正確な数字ではないことを付け加えておきます。念のため。

それにしても2500冊程度がすぐにまるごと読めるというのは結構凄い数字なのではないでしょうか?
ただし、そのラインナップの中心は最新号ではなく過去の雑誌になりますが。

あと、タダ読みモードではジャンルが8つに分かれていたのが、検索トップの画面ではもっと細かく分かれているんですね。

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FujisanReader(フジサンリーダー)の残念な点

ここまでFujisanReader(フジサンリーダー)の特徴をお伝えしてきたのですが、ここで残念だなーと思った点をまとめておきます。

残念な点
  1. キーワード検索できるものの、検索性が高いとはいえない
  2. 検索でたどり着いた雑誌もそのまま読めるとは限らず、購入しなければ読めない事が多い。
  3. 「読む」ボタンを押しても雑誌が開かなくなることがある。この場合、一旦アプリを閉じてもう一度立ち上げると開けるようになる。

①キーワード検索できるものの、検索性が高いとはいえない。

例えば、検索モードに移動後、検索する前にジャンルを選ぶとしますよね。
男性ファッションを選んだとして、そこからキーワード検索したとする。
でも検索結果は全ジャンルから検索した結果が出てくるんです。
男性ファッション以外のジャンルの雑誌が検索結果に混じっている状況。

これは結構ツライですね。
つまりキーワード検索は全ジャンルを対象にしかできないってことですから。

ジャンルごとに検索できたほうがユーザーには便利なのは自明のことです。
ここは惜しかった。

あとは検索の条件指定みたいなものができれば最高かなと感じました。

タダ読み→まるごと→男性ファッション→発売日順

みたいな条件指定がサクサクできればすごく便利だろうな、と。
もちろん無料アプリなのでここまでいうと贅沢な注文かもしれません。

②検索でたどり着いた雑誌もそのまま読めるとは限らず、購入しなければ読めない事が多い。

これは仕方ないことだとわかってます。
マガサーチは全雑誌対象の検索なんで、該当するキーワードが含まれている雑誌を見つけてもほとんどの場合、中は読めません。
頭ではわかっているのですが、残念な気持ちが湧いてきちゃうって話ですw

「読む」ボタンを押しても雑誌が開かなくなることがある。この場合、一旦アプリを閉じてもう一度立ち上げると開けるようになる。

この現象、結構ありました。
とにかく「読む」を押しても開かないときは一旦アプリを閉じて開き直すのをおすすめします。

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まとめ

長々と書いてきましたが、FujisanReader(フジサンリーダー)の全体像が掴めてもらえたなら幸いです。

最後にこの記事のまとめをしておきます。

まとめ
  1. FujisanReader(フジサンリーダー)は上場企業である富士山マガジンサービスが定期する雑誌ビューア兼無料雑誌読み放題アプリ
  2. 「タダ読み」では確かに2500冊程度をまるごと読むことができる。ただしラインナップは過去のものが中心。
  3. アプリの操作性・ビューアの機能は問題なし。広告もなし。ただし検索機能が物足りない。
  4. 有料雑誌読み放題アプリの置き換えにはならないと感じた。しかし、有料アプリにはない魅力を持ったアプリ。雑誌好きは一度ダウンロードしてみると楽しめるかもしれない。

有料雑誌読み放題アプリのように有名誌の最新号が安定的に読めるわけではないです。そこを期待してしまうと「このアプリ使えねー」という感想になって終了です。

このアプリのキモは膨大な数の過去の雑誌を読めることにあります。

スマホに入れておけばヒマなときに必ず役に立ちそうなアプリだなと感じました。
昔の雑誌って結構おもしろい!

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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